ドアノブに塩が付く位の手汗
職場に入った新人君は、物凄い手汗をかく人です。
ピンセットを使った細かなサンプリングなどをしなければならない仕事なのですが、意識を集中して作業しているピンセットを扱っている手から、汗が滴り落ちる位です。
本人も自覚をしているのですが、あまりの手汗に、サンプリングをしているサンプルまで汗まみれになってしまいます。
頑張り屋さんではありますが、稀少なサンプルがダメになってしまう為に、残念ながら、任せられない時もあります。
サンプリング時に、綿素材の手袋をし、その上からビニール手袋をはめて作業をしてもらっていますが、素手とピンセットの感覚で仕上げることも多い仕事なので、作業性が悪くなっています。
手袋を外すと、綿素材の手袋がしぼれるのではないかと思うほどに湿っています。
また、新人君が職場に来てから、あちこちのドアノブがヌルヌルしたり、ザラザラしたりしています。
これって手汗からの塩でしょうか。
今までは気になったこともなく、他に思い当たることも無いので、恐らく新人君の手汗が原因だと考えられます。
とても仕事熱心な真面目な子なので、手汗のことで傷付けたくはないし、本人の気付いていない部分は、なるべく周りがフォローするようにしていますが、ドアノブはいちいち除菌シートを持参している訳ではないので、正直困っています。
歳を取って手がパサパサになるのを待つしかないのでしょうか。
最近では、新人君本人よりも、周りが厄介な手汗を抑える方法を探しています。